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平成24年6月6日、愛知県野菜種苗対策協議会主催の平成23年度優良品種選定拠点調査ほ審査会が
JAあいち中央碧南営農センターで行われ、弊社タマネギ2品種が好成績を収めました。
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平成23年度愛知県野菜優良品種選定拠点調査ほ審査会
タマネギ(5月下旬収穫)
順位 品種名 出品社
1 さつき 且オ宝
2 TPS-525B 潟^カヤマシード
3 TPS-67 潟^カヤマシード
JAあいち中央碧南営農センター
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◇審査の狙い
@玉の締まりが良く、L級中心で揃いが良い
A耐病性に優れ、秀品率が高い品種の選定
◇チェック項目
立毛、収穫、品質、耐病性
◇中間調査成績
9月28日播種(畝幅145cm、株間4cm20条播き)
2月8日定植(畝幅160cm、株間10条x17cm、栽培本数32,000本)
初期生育は、ばらつきが見られたり、大苗になる品種もあったが、全般に順調だった。
冬期からの低温と乾燥により生育は遅れた。収穫直前の5月中旬からは、急激な気温上昇に伴って
一部の品種で倒伏前に葉の枯れ上がりが発生した。
◇2位「TPS-525B」(タカヤマシード)
@早生タイプの黄タマネギ。暖地の秋播きで5月中下旬から収穫可能
A球形は球高係数95%以上の甲高球で、球重300〜320g程度で良く揃う
B草姿は強く、やや立性で黄色濃く、首部は締りが良い
C分球や抽苔は極めて少なく、作りやすい
D萌芽が遅く、腐敗が極めて少なく貯蔵性が高い。
◇3位「TPS-67」(タカヤマシード)
@雄性不稔利用による一代交配種。草勢が旺盛で作りやすく、草姿は立性で葉色濃く
草丈はやや高く、ろう質が多い
A球の大きさは330g位で、球高係数90前後の球形。球揃いも良い多収品種
B首部の締りが極めて良く、外皮は厚く美しい褐色で肉質も良い
C萌芽は遅く、腐敗の少ない商品可販率の極めて高い品種
D連作型の場合、吊り球貯蔵や冷蔵貯蔵により、健全球率を高める事ができる。